ゆきちですっ♪
今回は『うつ病になったときのこt』『前向きになれるまで』を書いていきます!
うつ病で苦しんでいる方はたくさんいると思います。
うつ病が酷かった時の実体験を書いていくので、ネガティブな話がたくさん出てくると思いますが、1年半経った今では色々なことに前向きになれたので、そんな方が一人でもいたらいいなと思いな・・・と願いながら書いてます(´・ω・`)
うつ病の症状や、良くなる方向も皆それぞれ違うと思うので、これはあくまでも私の体験談です(゜-゜)
「うつ病になっている方」「身近にうつ病になってしまった人がいる方」に少しでもお役に立てると幸いです。
「いつかは暗闇から抜け出せるから、大丈夫!」
「焦らずゆっくり!」
と自分に言い聞かせてきました(^-^)
うつ病の症状が出てから~精神科へ行くまで
うつ病になった当時の状況
当時エステ・リンパマッサージ・化粧品販売のお仕事を5年程していました。
個人事業主としてやっていたので、営業・企業開拓・販売・イベント・施術・教育など、全般を一人でやっていました。
個人事業主と言っても、元の会社があり、個人事業主がたくさん務めているような感じの会社で、私の上司や同僚もいました!
個人事業主それぞれに従業員もいて、全て一人で業務をこなす訳ではなく、大きなイベントは皆で協力したり、困ったら助け合ったりもできる仕事でした(^-^)
上司・同僚・従業員・お客様にも恵まれ毎日大変でしたが、とても楽しく仕事していました!
休日は半年に1度の時もありましたが、半休をとったり、旅行へ行くのに連休をとったり、自分で調整できる仕事だったのでそんなに苦ではありませんでしたね(*^^*)
息子も小学校に上がり、手もかからなくなって、たまに学校から電話が来ることもありましたが、親子二人仲良く過ごしていました。
仕事仲間・子供・友達・子供・家族・彼も居て、特に何事もなく楽しく過ごしていたのですが・・・
33歳7月~うつ症状~
うつ病の症状が出始めたのは33歳の時。
何ヵ月か前から少し体調が良くありませんでした。
体がだるいとか、眠いとか、そんな程度です。
仕事には行っていましたが、お客さんの合間に5分でも10分でも仮眠が必要な状況。
疲れているんだな・・・くらいにしか思ってなくて、自分のケアをしてあげなかったんです(´・ω・`)
「明日も仕事だ・・・」少し休まないとダメかもしれない。と思ったのが7月。
私の仕事を上司にお願いして数日お休みすることにしました。
のちのちこの判断が良かったのか悪かったのか分からなくなってしまいましたね・・・
今でも「この時にお休みしていなかったらどぉなっていたかな。」と、ふと思ったりします。
お休みしている間、どんどん症状が悪化。
止まらない涙
涙が止まらなくなりました。
お休みしている間、買い物へ行こうと外へ出ると、たまたま友達とばったり会いました。
同じマンションに住む、昔から家族ぐるみで仲の良い友達です。
私はその子に何も話していなかったので、友達は何も知りません。
会って普通に声をかけようとしたのですが、涙が溢れて止まらない。
「どしたの!?」ってビックリされたのですが、私自身も「どぉした私!!」とビックリ( ゚Д゚)
この時やっと自分がどこかおかしくなってしまったんだと気づかされました。
ご飯が食べれない
ご飯が食べれなくなりました・・・
拒食ではなかったのですが、無気力と言う感じですね。
何もしたくない。ご飯も食べたくない。と言う感じで3日食事をとらなかったりすることが当たり前に。
ご飯を食べない私を心配して、息子がスープを作ってくれたり、彼がおにぎりを買ってくれたりして、1日に一度は何かを口にするようになりましたが、それでも「食べたよ」って嘘をついたりして、食べない日も多々ありました。
最初は息子のご飯を作ったり、洗い物をしたり、洗濯をしたりできていたのですが。
そのうちそれも出来なくなっていき・・・
歩けない
食べていないせいなのか、無気力のせいなのか、体が重いせいなのか・・・
まともに歩けなくなりました。
トイレへ行くにも這って歩くようにしなければ、どこにも行けない。
全身が信じられないくらい重くて、お風呂も入れない、買い物ももちろん行けない。
その頃には本当に何もできなくなっていました。
寝続ける日々
毎日20時間くらい寝ていました。
所々起きるのですが、息子がまだ学童に行っていたので夜7~0時頃しかほぼ起きていない状態。
寝ても寝ても眠い。
息子や、彼の目覚ましも全く聞こえない。
この頃から息子は一人で起きて、朝ごはんを食べて学校へ行っていましたね。
まだ2年生だったので本当にかわいそうなことをしました。
息子もよく頑張ってくれたと思います(´・ω・`)
家族への負担
買い物は息子と彼が。
洗濯は息子が。
食事は紙皿や紙コップでチンのご飯。
私のお風呂は彼が入れてくれていました。
本当に介護されている状態。
今思い出しても悲惨な生活を送っていました。
彼はともかく、息子への負担は物凄く大きかったと思います。
恐怖
人と会うのがとにかく怖かった。
スマホがなるのが怖くて水没させたことも。
外の物音や、笑い声が聞こえるだけで震えが止まらない。
涙が止まらない。
人と関わることを極度に拒否してました。
家族も友達も、誰とも関われなかった。頼れなかった。
その時の私には息子と彼だけが存在している唯一の人でした。
消えたい願望
私の精神状態はピークに悪化。
過呼吸や、リストカットはしょっちゅうでした。
息子がいるので死ぬと言う選択肢はなく、ただただ消えたい。
こんな自分が嫌で嫌で。辛くて。生きていることが申し訳ない。
こんな状態になった原因が分からないので、何が辛いとか、逃げ出したいとか、そんなのではなく。
ただ漠然と消えたい。
毎日繰り返し思っていました。
何か原因があれば少し違ったのかもしれません。
どぉしたらいいのか、私も周りも分からない。
また普通に暮らしたいのに、何もできない。
息ができないし、湧き上がる孤独感と、絶望感に押しつぶされていました。
33歳9月~精神科へ~
精神科へ行ったのは明らかな症状が出てから2ヵ月後。
調子が悪くなってから何度も彼に精神科へ行くことを勧められていました。
その度に「大丈夫。そのうち良くなる。」と拒んでいたのですが。
どんどん悪化していく自分に怖くなっていき、精神科へ行くことにしました。
当時は人と会うことが怖かったので、外へ行きたくない。
先生も怖い。
もっと早く受診するべきだったと今になって思います。
メンタルクリニックを、ネットで口コミを見て何件か電話してみたのですが、なかなか予約がとれず。
結局総合病院の精神科へ行くことにしました。
精神科へ行ってから~仕事を退職するまで
33歳9月~適応障害という診断~
最初の診断は適応障害でした。
抗うつ薬「ミルタザピン」「トラゾドン」を処方されました。
あまり食べていなかったにも関わらず2ヵ月で4キロしか痩せていませんでした。
食べれていないので食欲が出る効果があるお薬と、ずっと眠いので眠りを深くする効果のあるお薬だと説明されました。
原因が分からないので、お薬を飲みながら様子見することになりました。
優しい先生だったのですが、私は全く先生を見ることもできず、同行してくれた彼が色々説明をしてくれました。
うつ病の薬を服用をしてから
薬を飲むようになってから信じられない程の回復をしました!
こんなことならもっと早く受診すれば良かったな・・・と思うくらい!
食欲はすっかり戻り・・・
むしろ食欲旺盛になり、1日5食ほど食べていました(@_@;)
もちろん激太り!!2ヵ月で18キロの増量!!
その時のダイエットについて書いた記事はこちら
でもおかげでほぼ普通の生活を送れるようになって行きました!
まだ外に出るのは怖かったのですが、息子や彼に付き添って貰って買い物にも行けるし、ご飯も作れる!家事も出来る!お風呂にも入れる!
この時には起きれない、仕事へ行けない、人と会うのが怖い。
と言う以外は普通に生活できていました!
やっと家族に負担をかけずに生活できる・・・とホッとしていました。
まだその時も波があり、気分が落ち込む時は、寝てばかりだったり、涙が止まらなかったりもありましたが、もぉほとんど通常に戻ってきたな!と言う感覚でした。
33歳11月~仕事復帰への意欲と退職~
仕事を休んで4か月。
上司は「良くなるまでゆっくり休んで!人生まだまだ長いんだから、焦ることないよ」
と優しい言葉をかけてくれていました。
本当に優しい上司や仲間たちです!
私自身ずっと焦りがありました。
「早く仕事復帰して、普通の人と同じように生活したい。」
「こんな生活をしている自分を息子に見せられない。」
少しでも早く復帰したい!!
そんな焦りから、上司に「来月から復帰します!」と連絡を入れました。
「無理しないで少しずつ復帰していこう」と言ってくれて、こんな突然長期の休みを貰ってしまったのに本当にありがたかったです(´・ω・`)
いざ復帰を決めて復帰が近づくにつれて、症状がどんどん悪化して行きました。
また食べれない、起きれない、涙が止まらない。
一番酷いときほどではないけど、明らかに酷くなって行きました。
仕事復帰よりも、せっかく良くなってきた症状を悪化させたくない。
また家族に迷惑かけたくない。
まずはしっかり自分自身を治そう。
そぉ思い、5年務めた大好きだった仕事を退職することを決めました。
上司に伝えると「いつでも戻っておいで。まずは病気を治すことに専念してね。いつでも待ってるよ」
と言ってくれました。
本当に職場の皆も、仕事も好きだったので、いつか戻れたらいいなと思います。
うつ病になってからの空白の時間~していた事・読んでいた本~
うつ病になってからは誰とも関わらず、毎日家の中で過ごしていたのでひたすら本を読んでました。
薬を飲み始めてから少しよくなり、何もしていない空白の時間が沢山ありました。
仕事をしたい。早く良くなりたい。
そんな気持ちから、ネットで色々調べて、今の自分の為になることを探しました。
仕事ができるようになるまで、何か自分に出来ることを探したかったんです(´・ω・`)
自宅で出来る仕事はないかな・・・
今自分の為になることはないかな・・・
そんな時に興味をもったのが
- ブログ
- HP制作
ブログは「マナブログ」さんのブログを読んでいました。
HP制作では20冊程HTML&CSSの本を買ってパソコンで練習していました。
何かに夢中になっている時間は調子も良く、前向きになれるので、その為のものでしたね(´・ω・`)
読んでいた本
他にも小説や、お手入れの本、実用書、料理本、趣味の本などめちゃくちゃ読みました。
ゲームをしたり、お散歩をしたり、ドラマをみたり・・・
自分の好きなこと、興味があること、なんでもやってみました。
一度立ち止まって、自分を知ったり、何かに向かって夢中になっていると、自然と前向きになっていきました。
頑張ると言うよりも「目標を見つける」そんな感じでした。
パンを焼いてみたり、お掃除してみたり、思いつくことを色々試してみました。
その中で私が楽しかったのが、パソコンをさわっている時間だったんです!
34歳4月~うつ病の診断・リハビリを兼ねてパートへ~
34歳1月~うつ病の診断~
退職してから2ヵ月。34歳1月。
まだ波はあるものの、家族や友達にも会えるようになり、ほぼ元の生活にもどれるようになりました。
適応障害と診断されて半年経った頃、「うつ病」と診断されました。
薬を忘れると眠れない。
波があり不安定。
ほぼ良くなったと言ってもまだまだ色々な症状がありました。
過呼吸やリストカットはもぉほぼ無くなり、涙が止まらなくなることもほぼ無くなってました。
でも恐怖感や孤独感はあり、人と関われるのも一部の人だけ。
その他はほぼ普通の生活を送れていました!
34歳4月~リハビリを兼ねてパートへ~
鬱病と診断されてから3ヶ月後の4月。
そろそろ大分良くなってきたので何か仕事をしてみよう!と思い仕事を探しました!
まだ人と関わる仕事をする自信がなかったので、まずはあまり人と関わらない、週3日くらいのパートをしてみようと思い、求人を見ていました。
その時丁度、私の母がパートを初めて、どんな仕事をしているのか話を聞く機会があったのですが、人とほとんど会わない。黙々と一人でする調理の仕事だったのですが、私は料理をするのがどちらかと言うと苦手だったので悩みましたが、人と関わらない仕事なら私にもできるかな・・・思い応募してみることにしました。
仕事を探している間にエステの前に働いていたお肉の加工の職場や、エステの時の従業員が別の所で働いているところ、友達の職場など、いくつか声をかけてもらったのですが、前のように働ける自信がなかったので、新しい職場で働いてみようと思い、全く知らない職場へ行くことにしました。
パートを始めてから
パート
久しぶりの仕事復帰。
始めは不安しかありませんでした。
仕事をしなくなってから9か月も経ってしまっていたので、働けるのかな・・・と心配もあったし、ほとんど息子と彼としか関わっていなかったのでちゃんと人と話せるかな。朝起きられるかな。
不安で眠れなかったり、不安定になったりもしました・・・
母と同じ仕事とはいえ、母とは違う店舗だったので、私の職場は一人勤務ではなく、人と関わる事もありました。
話しかけられるだけでビクッとしてしまう程、まだ人への恐怖が残っていましたが、それでも毎日仕事へ行き、少しづつですが慣れて行ったのです(´・ω・`)
いつまで続けられるかなと、毎日毎日思っていましたが、気づけば仕事を始めてもぉ10ヵ月。
もちろん嫌なこともありますが、皆に支えられながら日々頑張っています!
好きな事
仕事を始めてからも、やりたいことも続けました。
不安定になるとPCをさわる。
それで自分の心を落ち着かせていました。
そこで前から思って居たブログを始めよう!と新しいPCを買い、「ヒトデ」さんの本を買ってお勉強を始めました。
うつ病は日記を書くと良い。と言うのもよく聞くので、好きな事+病気の治療。
と言う気持ちで始めました!
うつ病から回復した現在
今でも不安になったり、不安定になったり、恐怖感や、孤独感もありますが、それでもこの積み重ねた一日一日が私にとっては自信になり、仕事も毎日休まず一生懸命しています。
空白の時間に過ごした時間、悲惨な生活の日々。
その苦しかった時間が、今ではうつ病になる前の自分よりも、強く、優しくしれくれたと思います!
苦しかった時に側にいてくれた彼。
笑わせてくれた息子。
優しくしてくれたエステの仲間。
そっとしておいてくれた家族。
私にはこんなにも大切な人、大切にしてくれる人達がいる。
今まで何気なく側にいてくれた人たちに救われて、今の私がいます(´ω`*)
きっと辛い思いをしている人にもそんな人がいると思います。
自分を大切にできなくても、大切にしたい人がいる。
それってすごく大切なことなんだなと思います!
最近読んだ本で、毎日を丁寧に過ごそうと意識させてくれた本がありました!
丁寧に過ごすことで、気持ちも前向きになり、自分への自信にもなりました(・ω・)ノ
毎日を大切に過ごして行きたいと思います♪
最後に
私の体験談でしたが、上手く言葉にできなかったことがたくさんあり、なかなか伝わりにくかったかもしれません・・・
それでも、悲惨な生活をしていた私が、うつ病になって1年7か月でやっとここまで回復できたたこと。
前向きにしてくれたこと。
本当にたくさんのことに背中を押されました。
ちょっと進んで、また戻って。
それを何度も繰り返し、ほんの少しだけ前に進めたと思います。
うつ病は完治はなかなかしません。
この病気と長く付き合っていかなければなりません。
だからこそ、何か一つでも気持ちが穏やかになれるもの、楽しいと思える瞬間が大切なんだと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
私の体験談が一人でも多くの方の役に立ちますよーに(´・ω・`)
ゆきちでしたっ♪
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